| 発電用火力設備規格 基本規定（2012年版）とその事例規格 | |
| 分 野 | 火力設備・溶接 |
|---|---|
| No. | 1 |
| JESC規格番号 | JESC T/W0005(2012) |
| 規格名 | 発電用火力設備規格 基本規定（2012年版） |
| 関連条文 | 火技省令第51号 |
| 委員会での承認日 | 2012.5.31 |
| 引用要請書の提出 | 2012.6.13 |
| 引用開始日 | 2016.2.25 |
| 関係専門部会及び所管団体 | 発電用設備規格委員会 (社)日本機械学会 |
| 規格の概要 |
本規格は，適用範囲（対象設備）が，「発電用火力設備に関する技術基準を定める省令」（省令第51号）の第2章「ボイラ，独立加熱器又は蒸気貯蔵器及びその付属設備」及び「電気工作物の溶接に関する技術基準を定める省令」（省令第123号）に適合する規格として日本機械学会で作成された規格です。 この規格は， ASME規格(SectionⅠ，SectionⅧ division1, B31.1, Section Ⅴ，Section Ⅸ)を基にして，日本の実情に合わせASME規格の修正，除外，ＪＩＳ等の補完などにより作成された発電用火力設備規格が，火技解釈と体系が異なること，及び保安上必要な事項のみならず設計，検査等の要求を含む規定であることから，火技解釈に対応する保安上必要な事項のみを整理して，「発電用火力設備規格 基本規定」として纏めたものです。 そのため，「発電用火力設備規格 基本規定」だけで使用することは出来す，発電用火力設備規格 事例規格及び詳細規定」と合わせて使用する必要があります。2012年版は，ASMEの2008年版までを反映しています。 当委員会では，この規格は，省令第51号に適合性を有している規格であることを確認し，承認いたしました。 そのため，当委員会では，この規格の活用を推進するため，従来のように技術基準への解釈への引用を求めるのではなく，省令第51号への適合性の審査基準として活用できるよう原子力安全・保安院に要請していましたが，同様の主旨で，火技解釈に第11章「その他の規格等の適用」が新設され，第2章から第10章までの規定とは別に，省令に定める技術的要件を満たすものとして，この規格が引用されました。 |