小型汎用蒸気タービンの自己潤滑方式軸受潤滑装置 | |
分 野 | 火力設備 |
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No. | 1 |
JESC規格番号 | JESC T4001(1998) |
規格名 | 小型汎用蒸気タービンの自己潤滑方式軸受潤滑装置 |
関連条文 | 火技解釈第21条 |
委員会での承認日 | 1998.12.17(第7回委員会) |
引用要請書の提出 | 1998.12.24 |
引用開始日 | 2000.10.25 |
廃止日 | 2024.06.27 |
関係専門部会及び所管団体 | 火力専門部会 (一社)日本電気協会 |
規格の概要 | 火力設備の技術基準の解釈(以下「火技解釈」という)第21条(蒸気タービン等の構造)で蒸気タービン軸受潤滑装置は、主油ポンプ・補助油ポンプ等の設置による強制給油方式が規定されている。 一方、1000kW程度までの小型汎用蒸気タービンにおいては、軸受荷重が小さく、周期が遅いため、一般的にオイルリングによる自己潤滑方式が採用されており、 発電設備においても潤滑油ポンプをすべて省略した特殊設計認可の実績がある。 オイルリングによる自己潤滑方式の採用は、コスト削減効果に加え、発電設備がコンパクトになり、運転の容易性が向上するため、 減圧弁を介して少量の蒸気を利用している需要家等からエネルギーの有効利用対策としてのニーズがある。 本規格は、火技解釈が、潤滑油ポンプすべてを省略することについて全く触れていないため、小型汎用蒸気タービンの自己潤滑方式の採用について、 技術的根拠を明確にした規格であり火技解釈へ引用されることを目的としてまとめたものである。(火技解釈第21条に引用された規格) 本規格は、火技解釈に取り込まれたことから、規格として存続させる必要がなくなったため、第124回JESCにおいて規格の廃止が承認された。 なお、規格には制定根拠など規格ユーザーに参考となる内容が掲載されているため、引き続き廃止したJESC規格としてホームページに掲載している。 |
制定・改定の経緯 | 制定 平成10年12月17日 廃止 令和6年6月27日 |
JESC規格のダウンロード(90KB) |